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qmail でメールサーバー構築
qmail でメールサーバー構築
メールメッセージを転送するサーバーソフトウェアのことを MTA(Mail Transer Agent)といい、qmail もこの MTA プログラムのひとつです。
現在最も普及している MTA プログラムは sendmail ですが qmail はこの sendmail と置き換えて使用することができる MTA プログラムです。
- qmail のインストール
qmail.org から qmail のソースファイルをダウンロードしてインストールする方法を紹介します。qmail のインストールと同時に qmail-vida をインストールして qmail の機能を拡張します。qmail-vida は qmail パッケージに SMTP 認証と APOP 対応の POP 認証を追加し、バーチャルドメインと仮想ユーザーを管理する機能を追加するためのプログラムです。 - qmail の設定
qmail-vida で使用するパスワードデータベースの初期化を行い、qmail の設定ファイルを作成します。また sendmail コマンドを使えるように qmail の sendmail ラッパーを作成してメールエイリアスの作成します。 - tcpserver による接続
qmail への接続は tcpserver プログラムを使って待ち受けます。tcpserver プログラムは ucspi-tcp パッケージに含まれており、サーバーの接続要求を待ちうけてそれを指定されたアプリケーションに渡すプログラムです。 - qmail の 起動
qmail を起動するためのスクリプト /var/qmail/rc を作成します。また qmail の自動起動スクリプトを作成して OS 起動時に自動的に qmail が起動するように設定します。 - ユーザーアカウントと仮想メールボックスの作成
メールサーバーが受信したメールメッセージを保存するメールボックスの作成を行います。ここではシステムに実在するユーザーと仮想ユーザーを使ってメールボックスを作成する方法を紹介します。 - バーチャルドメインの設定
qmail-vida の機能を使って qmail をバーチャルドメインで運用するための設定方法を行います。qmail-vida のバーチャルドメイン機能はバーチャルドメイン専用ユーザーが管理する仕組みになっています。 - SMTP over SSL と POP over SSL の導入
SMTP over SSL と POP over SSL を導入することにより、メール送受信の際にメールサーバーとクライアント間で通信内容を暗号化することができます。qmail では tcpserver に ucspi-tcp-ssl のパッチを適用して SSL に対応することで暗号化通信を行うことができます。
