Fedora はフリーの RPM 系 Linux ディストリビューションである Red Hat Linux の後継ディストリビューションです。
Fedora は現在、ボランティアによる開発者団体である Fedora Project が開発、管理しています。
Fedora は最先端の技術を早期、かつ頻繁にリリースすることを目標としており、商用版の Red Hat Enterprise Linux の機能レビューや事前バグだしといった実験用ディストリビューションとして位置づけられています。
Fedora のインストール
- Fedora 10
仮想マシン管理、ネットワーキング、起動時間、セキュリティなど、幅広い領域で数多くの新機能を追加。
オープンソースのオフィス・スイートの最新バージョン 「OpenOffice.org 3.0」もバンドル。
仮想マシンや仮想ストレージを管理する新しいリモート管理ツールを初め、仮想化関連のさまざまな新機能を搭載。
また、新しいグラフィカル・ブート・システム「Plymouth」の採用により、起動時間が短縮され、無線LAN(ad-hocモード)を通じて、Fedoraマシンが接続したインターネット・アクセス(有線/無線LAN、3Gデータ通信など)を他のマシンと共有する「コネクション共有」機能も備えている。 - Fedora 9
2008 年 5 月 14 日に Fedora 9 がリリースされました。
(http://docs.fedoraproject.org/release-notes/f9/ja/)
Fedora 9 は以下のような新機能が搭載されています。- GNOME 2.22
- ext4 をオプションで利用可能
- Upstartの採用(/sbin/initデーモンの入れ替え)
- EOpenJDK6の採用
- Perl 5.10.0
- カーネル2.6.25
- Fedora 8
2007 年 11 月 23 日に Fedora 8 がリリースされました。
(http://docs.fedoraproject.org/release-notes/f8/en_US/)
Fedora 8 は以下のような新機能が取り込まれています。- Kernel Kernel 2.6.23.1
- GNOME 2.20
- KDE 3.5.8
- Evince 2.20
- OpenOffice 2.3.0
- GCC 4.1.2
- Apache 2.2.6
- PHP 5.2.4
- MySQL 5.0.45
- Eclipse 3.3.0 など多くの Java パッケージ
- Xen 3.1.0
- KVM 36
- Fedora 7
2007 年 5 月 31 日に Fedora 7 がリリースされました。
(http://docs.fedoraproject.org/release-notes/f7/en_US/)
Red Hatの開発による「Core」とコミュニティーの開発による「Extras」という2つの別々だったソフトウェアコンポーネントを統合。
Fedora 7 は以下のような新機能が取り込まれています。- Kernel 2.6.21-1
- GNOME 2.18
- KDE 3.5.6
- Fedora Core 6
2006 年 10 月 24 日に Fedora Core 6 がリリースされました。
(http://docs.fedoraproject.org/release-notes/fc6/en_US/)
Fedora Core 6 は以下のような新機能が取り込まれています。- Kernel 2.6.18
- GNOME 2.16
- KDE 3.5.3
- GCC-4.1.1
- Xen仮想化技術をグラフィカルに関するためのアプリケーション「virt-manager」を搭載
- SELinuxの使いやすさを向上させる「setroubleshoot」を搭載