Samba の設定ファイルを作成して Samba の設定を行います。
Samba の設定ファイルはインストール後に自分で作成するか、ソースファイルからサンプルをコピーして使用します。
設定ファイルのサンプルはソースファイルの examples ディレクトリ、もしくは packaging ディレクトリに格納されています。
共有ディレクトリの作成
Samba を使って共有するディレクトリを作成します。
# mkdir /var/samba
# chown nobody:nobody /var/samba
# chmod 777 /var/samba
# chown nobody:nobody /var/samba
# chmod 777 /var/samba
Samba の設定
Samba の設定は /usr/local/samba/lib/smb.conf を使って行います。
# vi /usr/local/samba/lib/smb.conf
/usr/local/samba/lib/smb.conf
[global]
dos charset = CP932Windows 側の文字コードを設定
unix charset = UTF-8Linux 側の文字コードを設定
display charset = UTF-8swat で表示される文字コードの設定
hosts allow = 192.168.0.192.168.0.0/24 のネットワークに属するホストを接続許可
map to guest = Bad UserLinux に存在しないユーザーの場合にゲストとして扱う
dos charset = CP932Windows 側の文字コードを設定
unix charset = UTF-8Linux 側の文字コードを設定
display charset = UTF-8swat で表示される文字コードの設定
hosts allow = 192.168.0.192.168.0.0/24 のネットワークに属するホストを接続許可
map to guest = Bad UserLinux に存在しないユーザーの場合にゲストとして扱う
[public]共有ディレクトリの名前
path = /var/samba共有ディレクトリのパス
writeable = yes書き込みを許可
force create mode = 0666ファイルのパーミッションに強制的に 0666 に設定
force directory mode = 0777ディレクトリのパーミッションに強制的に 777 に設定
guest only = yesゲストユーザーにのみ利用を許可する
guest ok = yesアクセスしてきたユーザーをゲストとして扱う
設定ファイルのダウンロード » smb.conf