Tomcat のディレクトリを環境変数 PATH に登録してパスを通します。
また Tomcat の実行ファイルが参照する JDK のディレクトリもパスを通します。
Tomcat をユーザー権限で実行するために tomcat ユーザーを作成し、ユーザー権限で実行するための設定を行います。
環境変数の追加
Tomcat が参照する環境変数を定義します。/etc/profile を編集して以下の行を追加します。
# vi /etc/profile
/etc/profile
export JAVA_HOME=/usr/local/jdk
export CATALINA_HOME=/usr/local/tomcat
PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
export CATALINA_HOME=/usr/local/tomcat
PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
source コマンドを使って設定した環境変数を有効にします。
# source /etc/profile
Tomcat 実行ユーザーの作成
Tomcat をユーザー権限で実行させるためにユーザー tomcat を作成します。
# useradd -d /var/empty/tomcat -s /sbin/nologin tomcat
Tomcat のディレクトリやファイルの所有者を tomcat ユーザーに設定します。
# chown -R tomcat:tomcat /usr/local/apache-tomcat-5.5.20