Apache 2.0 では 1.3 と比べて以下のような変更点があげられます。
- マルチスレッド対応
- マルチプロトコルのサポート
- IPv6 のサポート
- Unix 以外のプラットフォームのサポートの改善
- 新しい Apache API
フィルタの追加
Apache HTTP Server 2.0
Apache 2.0 では 1.3 と比べて以下のような変更点があげられます。
フィルタの追加
Apache HTTP SERVER PROJECT から Apache のソースファイルをダウンロードしてインストールを行います。
ここでは mod_rewrite、mod_ssl、mod_dav モジュールを動的共有オブジェクト(DSO)として組み込みます。※mod_ssl は “undefined symbol: X509_free” のエラー回避のため static でインストールを行います。
mod_ssl を組み込むためには OpenSSL が必要です。
Apache をインストールするとデフォルトの設定ファイル httpd.conf が作成されます。
Apache の設定はこの httpd.conf ファイルを使って行います。
ここでは Apache を起動するための最低限の設定を行います。
インストールした Apache を起動して動作の確認を行います。
また Apache の自動起動スクリプトを作成して OS 起動時に自動的に Apache を起動するように設定します。
Apache のデフォルトの設定では Apache のディレクトリの htdocs ディレクトリが公開ディレクトリとなっています。
ここではホームページの公開するためのディレクトリを新規に作成してそのディレクトリに html ファイルを設置、公開するための設定を行います。
サーバーが不正にアクセスされた場合でも被害を最小限に抑えるためには、サーバーを実行するユーザーに権限を与えないことです。
ここでは権限が少ない Apache 専用ユーザーを作成してそのユーザーがサーバーのリクエストに応答するように設定します。