PostgreSQL はリレーショナル・データーベース・マネージメント・システム(RDBMS)のひとつで、データーベース用の標準言語である SQL 言語の仕様への準拠度が高いことが特徴です。
PostgreSQL は大量のデーターを高速に、かつ効率よくアクセスすることが可能で、Web システムや企業の業務システムなど、さまざまな用途で利用されています。
TOP » PostgreSQL でデーターベースサーバー構築
PostgreSQL でデーターベースサーバー構築
- PostgreSQL 7.3
PostgreSQL 7.3 の大きな変更点は以下のようになっています。
- スキーマ。
- 列の削除。
- テーブル関数。
- プリペアードクエリ。
- 依存関係追跡。
- 権限。
- 国際化。
- ロギング。
- インタフェース。
- 関数 / 識別子
- PostgreSQL 7.4
PostgreSQL 7.4 では以下のような改善が行われました。
- IN/NOT IN 副問い合わせの効率化。
- ハッシュバケットを使用したGROUP BY処理の改良。
- 複数キーによるハッシュ結合能力。
- 明示的な JOIN 構文を使用した問い合わせの最適化。
- より強力、より高速な正規表現コード。
- 簡単な SQL 関数のインライン化。
- 完全なIPv6接続とIPv6アドレスデータ型のサポート。
- SSL の性能と信頼性の大きな改良
- 空き領域マップを効率化と空き領域の管理を改良。
- 標準SQLの情報スキーマ。
- カーソルはより標準 SQL に近く。
- カーソルがトランザクションの外側でも存在可。
- 新しいクライアントからサーバへのプロトコル。
- libpq と ECPG アプリケーションが完全にスレッドセーフに。
- 新しいバージョンのフルテキストインデックス
- 新しい自動 vacuum ツール。
- 配列の扱いが改良。
- PostgreSQL 8.0
PostgreSQL 8.0 では以下のような新機能が追加されました。
- Windowsのネィティブサポート。
- セーブポイントが実装。
- ポイント・イン・タイム・リカバリにより保存されたアーカイブ・トランザクション・ログからデータを完全に復旧。
- テーブルスペース。
- メモリとI/Oサブシステムの改善
- PostgreSQL 8.1
PostgreSQL 8.1 では以下のような新機能が追加されました。
- データベースロールをサポート。
- 関数がIN、OUT、INOUTパラメータをサポート。
- 2相コミット。
また以下のような性能の改善が行われました。
- マルチプロセッサ(SMP)環境における性能改善。
- ビットマップスキャン。
- テーブルパーティショニング。
- 共有行ロックの機能を追加。
- PostgreSQL 8.2
PostgreSQL 8.2 では以下のツールや機能が含まれています。
- およそ20%性能が向上、メモリ上およびディスク上のソート処理の高速化、マルチプロセッサのスケーラビリティの向上、分割されたデータ問い合わせの向上、大量ロード処理の向上、外部結合の大きな高速化。(性能向上)
- ポイントインタイムリカバリ機能の拡張を通じて、管理者はより簡単にデータベースクラスタのフェイルオーバー用複製を作成可能。(ウォームスタンバイデータベース)
- アプリケーションがデータベース書き込み中であってもインデックスを構築可能。(インデックス構築のオンライン化)
- ANSI SQL 2003仕様で追加されたより多くの構文を追加。統計処理集約、複数行のVALUE文、UPDATE RETURNING、複数列集約など。 (SQL 2003 の機能)
他に200以上の新機能や改良がなされました。