インストールした OpenSSH サーバーを起動して動作の確認を行います。
また OpenSSH の自動起動スクリプトを作成し、OS 起動時に自動的に OpenSSH を起動するように設定します。
OpenSSH の起動と終了
OpenSSH は以下のように起動します。
# /usr/local/openssh/sbin/sshd
実行中のプロセスを表示させて OpenSSH が起動しているかを確認します。
# ps ax | grep sshd
19799 ? Ss 0:00 /usr/local/openssh/sbin/sshd
19966 pts/0 S+ 0:00 grep sshd
19966 pts/0 S+ 0:00 grep sshd
OpenSSH を停止する場合は kill コマンドを使って sshd のプロセスを終了させます。
# kill `cat /var/run/sshd.pid`
OpenSSH の自動起動スクリプト
OpenSSH の自動起動スクリプトを使うことで、サーバーマシンが起動するときに自動的に OpenSSH を起動させることができます。
OpenSSH の自動起動スクリプトは OpenSSH のソースファイル(contrib/redhat/sshd.init)に含まれています。
これを /etc/rc.d/init.d/sshd ファイルとしてコピーします。
# sed -e 's/\/etc\/ssh/\/usr\/local\/openssh\/etc/' -e 's/\/usr\/bin/\/usr\/local\/openssh\/bin/' -e 's/\/usr\/sbin/\/usr\/local\/openssh\/sbin/' /usr/local/src/openssh-4.5p1/contrib/redhat/sshd.init > /etc/rc.d/init.d/sshd
作成した自動起動スクリプトに実行権限を与えて自動起動設定を行います。
# chmod 755 /etc/rc.d/init.d/sshd
# chkconfig --add sshd
# chkconfig --add sshd
自動起動スクリプトを使って OpenSSH を起動する場合は以下のように実行します。
# /etc/rc.d/init.d/sshd start
自動起動スクリプトのダウンロード » sshd