インストールした Apache を起動して動作の確認を行います。
また Apache の自動起動スクリプトを作成して OS 起動時に自動的に Apache を起動するように設定します。
Apache の起動と終了
Apache は apachectl 制御スクリプトを使って起動します。
# /usr/local/httpd/bin/apachectl start
ウェブブラウザを使って http://192.168.0.2/ のようにサーバーの IP アドレスを入力し以下のように表示されることを確認します。
Apache を停止する場合も apachectl 制御スクリプトを使います。
# /usr/local/httpd/bin/apachectl stop
Apache の自動起動スクリプト
Apache の自動起動スクリプトを使うことで、サーバーマシンが起動するときに自動的に Apache を起動させることができます。
Apache の自動起動スクリプトは Apache のソースファイル(build/rpm/httpd.init)に含まれています。
これを /etc/rc.d/init.d/httpd ファイルとしてコピーします。
# sed -e 's/^# chkconfig:.*/# chkconfig: 2345 85 15/' -e 's/\/etc\/httpd/\/usr\/local\/httpd/' -e 's/\/usr\/sbin/\/usr\/local\/httpd\/bin/' /usr/local/src/httpd-2.2.4/build/rpm/httpd.init > /etc/rc.d/init.d/httpd
作成した自動起動スクリプトに実行権限を与えて自動起動設定を行います。
# chmod 755 /etc/rc.d/init.d/httpd
# chkconfig --add httpd
# chkconfig --add httpd
自動起動スクリプトを使って Apache を起動する場合は以下のように実行します。
# /etc/rc.d/init.d/httpd start
自動起動スクリプトのダウンロード » httpd